category: まちあるき
DATE : 2007/02/26 (Mon)

新潟はその名前に「潟」が付くくらい、
湿地帯が多い。
かつては「葦沼」や「地図に無い湖」と表現されるほど、
大小さまざまな「潟」が点在していた。
この地の海抜はほとんど0m。
一雨降れば、すぐ洪水の危機にさらされる新潟平野。
かつては信濃川が氾濫し、多くの命を奪った。
その名残りももちろん、
小高い丘に降った雨が、
各地に点在する低地に湧き出し、
小魚や昆虫、そして鳥など
生き物たちの宝庫となっている。
現代こそは「米どころ」と呼ばれているが、
その田んぼづくりに先人たちはとても苦労してきた。
街のあちこちに排水用の河川が作られ、
海抜が低いのでポンプの力を借りて水を海に吐き出す。
その結果、潟のほとんどは田んぼだけでなく、
住宅地などに生まれ変わり、
現在の新潟を形作っている。
現在残っている潟も、
多くはゴミが捨てられていたり、
生活排水が流れ込んでおり、
悪臭を放つところも多い。
だが、ここ佐潟だけはラムサール条約の指定を受け、
ボランティアや自然を愛する愛好家、そして地元住民の手によって、
そのままの姿を残している。
潟のほとりには自然散策路が整備され、
また、ネイチャーハウスも置かれ、
案内人が丁寧に説明をしてくれる。
背景に角田山をかかえ、
オニバスなどの貴重な植物、
天然のメダカ、
そして白鳥などの渡り鳥もみられ、
古きよき新潟を色濃く残す、
みんなの癒しの場になっている。
DATE : 2007/02/26 (Mon)
新潟はその名前に「潟」が付くくらい、
湿地帯が多い。
かつては「葦沼」や「地図に無い湖」と表現されるほど、
大小さまざまな「潟」が点在していた。
この地の海抜はほとんど0m。
一雨降れば、すぐ洪水の危機にさらされる新潟平野。
かつては信濃川が氾濫し、多くの命を奪った。
その名残りももちろん、
小高い丘に降った雨が、
各地に点在する低地に湧き出し、
小魚や昆虫、そして鳥など
生き物たちの宝庫となっている。
現代こそは「米どころ」と呼ばれているが、
その田んぼづくりに先人たちはとても苦労してきた。
街のあちこちに排水用の河川が作られ、
海抜が低いのでポンプの力を借りて水を海に吐き出す。
その結果、潟のほとんどは田んぼだけでなく、
住宅地などに生まれ変わり、
現在の新潟を形作っている。
現在残っている潟も、
多くはゴミが捨てられていたり、
生活排水が流れ込んでおり、
悪臭を放つところも多い。
だが、ここ佐潟だけはラムサール条約の指定を受け、
ボランティアや自然を愛する愛好家、そして地元住民の手によって、
そのままの姿を残している。
潟のほとりには自然散策路が整備され、
また、ネイチャーハウスも置かれ、
案内人が丁寧に説明をしてくれる。
背景に角田山をかかえ、
オニバスなどの貴重な植物、
天然のメダカ、
そして白鳥などの渡り鳥もみられ、
古きよき新潟を色濃く残す、
みんなの癒しの場になっている。
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