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DATE : 2025/09/06 (Sat)
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DATE : 2007/02/26 (Mon)
sagata.jpg







新潟はその名前に「潟」が付くくらい、
湿地帯が多い。
かつては「葦沼」や「地図に無い湖」と表現されるほど、
大小さまざまな「潟」が点在していた。

この地の海抜はほとんど0m。

一雨降れば、すぐ洪水の危機にさらされる新潟平野。
かつては信濃川が氾濫し、多くの命を奪った。

その名残りももちろん、
小高い丘に降った雨が、
各地に点在する低地に湧き出し、
小魚や昆虫、そして鳥など
生き物たちの宝庫となっている。

現代こそは「米どころ」と呼ばれているが、
その田んぼづくりに先人たちはとても苦労してきた。

街のあちこちに排水用の河川が作られ、
海抜が低いのでポンプの力を借りて水を海に吐き出す。

その結果、潟のほとんどは田んぼだけでなく、
住宅地などに生まれ変わり、
現在の新潟を形作っている。

現在残っている潟も、
多くはゴミが捨てられていたり、
生活排水が流れ込んでおり、
悪臭を放つところも多い。

だが、ここ佐潟だけはラムサール条約の指定を受け、
ボランティアや自然を愛する愛好家、そして地元住民の手によって、
そのままの姿を残している。

潟のほとりには自然散策路が整備され、
また、ネイチャーハウスも置かれ、
案内人が丁寧に説明をしてくれる。

背景に角田山をかかえ、
オニバスなどの貴重な植物、
天然のメダカ、
そして白鳥などの渡り鳥もみられ、
古きよき新潟を色濃く残す、
みんなの癒しの場になっている。
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DATE : 2007/02/26 (Mon)
donndonnyaki.jpg







先月の話だが、
地元伊勢原でも各地でどんどん焼きが行われた。

こういう活動って、氏子をはじめ、
地元商店街や自治会が主体となって行われている。

だが、商店街の衰退、人口流失入や空洞化で、
ちいきの行事を行うのが困難になってきている。

主に中心となるメンバーはちいきの古老たち。

そんなじっちゃん達が皆、口にするのは、
「若い者がやってくれなきゃ・・・」というコトバ。

その気持ちはわかるけど、
「参加のデザイン」をしなきゃ、誰も集まらない。

仲間集めの一歩は、
まず、門戸を開くことから。

DATE : 2007/02/26 (Mon)
siwarinngo.jpg







りんごにもち米に金山に近代小説・・・。
里山と豊かな清水、そして信仰・・・。

もちろんそこにはこの地で暮らしてきた人々の、
「伝統」や「スピリッツ」が今も脈々と流れている。

ただ、そのありあまる資源を活かすことはけっして容易ではない。

盛岡からのアクセスのよさが災いしてか、
ここ紫波町には「取り残された感」という危機感はない。

一部のコンサルや業者が開発を始めているが、
地元に根付かないというか、
いまひとつ魅力を発信できないというか、
一貫性をもてないのは、
何もここだけの話ではない。

「まず、まちの魅力に気づくきっかけづくり」から。

そして一つずつ、物語(ストーリー)を作っていくことが必要。

自信と誇りは、豊かな自立へとつながっていく。

DATE : 2007/02/26 (Mon)
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大自然の魅力は、何も森林だけではない。
海の持つ力は、若者だけでなく、人々を虜にする。

どんな世代でも、気軽に、
そして再来するのがここ江ノ島である。

江ノ島の魅力を作り上げている要素には、
青い海という魅力はもちろん、
水族館などの施設や、海釣りのポイント、
そして都心からのアクセスの良さもある。

また、当地を結ぶ二つの私鉄の広告戦略も、
当然のことながら江ノ島をブランド化している。

さらに温暖な気候が、
江ノ島を一年中人々で賑わす大切な要素になっている。

そのロケーションもさることながら、
近年、島内とその周辺部の再整備が行われた。

ゆったりとしたモダンな歩道、
視界を遮らない植樹、
適度な遊びゴコロ。

これらが微妙なバランスで成立し、
なんとも開放的なゆったりとした空間を作っている。

その魅力が、世代を超えて楽しめる観光地を作り出しているのである。

水着にならなくても楽しめる、
そんなところが江ノ島である。

DATE : 2007/02/26 (Mon)
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宮城県のはじっこに、
小さな鉄道が走っている。

かつては鉱山からの貨物でたいそう賑わったこの鉄道、
今はポツリと一両の列車が一時間に一本走るだけどなった。

それも3月までの話。

駅前の病院に来ていた老婆が、
「私は今は自転車に乗れるけど、もう少ししたら、どうなるのかな?」と淋しそうに語っていた。

DATE : 2007/02/26 (Mon)
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福島・会津若松から一時間。
山間の少し開けた空間に大内宿がある。

じーちゃんばーちゃんが切り盛りする、
昔ながらの街並みを利用したちょっとした商店街。

観光地とも確立されてきたが、
それ以上に若者の姿も多い。

蕎麦屋のおばちゃん情報によると、
「栗おじさん」がいるらしい。
訪れる観光客に、サービスも兼ねて栗を配っている。
そのおじさんは、観光客が帰った夕方になると、
町中に落ちている栗の殻を拾っているそうだ。

この街が流行るのは、
ノスタルジックというより、
やっぱりそこに元気とスピリッツがあるからかな。

DATE : 2007/02/26 (Mon)
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新潟の古い街では、
毎月「市」がよくひらかれる。

この日だけ、往来の主役は「人」になれる。

よく大きな道路を作ると「便利になる」って考えるけど、
それによって人と人とのつながりも分断されるんだ。

路上のあちこちで、
人と人が声を交わすことによって、
「街」が元気になる。

そんな簡単な仕組みなんだよ、「活性化」って。



ここだけではない。
市の残っている街に、
商売のタネやヒントが残っているんだ。
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